2017年08月06日
ドラッグストアが薬剤師の転職先として人気の理由
薬剤師の資格を持つ人の就労先は調剤薬局や研究所など様々です。ここでは、転職先として人気のドラッグストアでの仕事内容を詳しく見ていくことにします。ドラッグストアでの薬剤師の業務内容は大きく3つにわけられます。
調剤業務のみ、またはOTC販売のみ、そして最近増加傾向にある調剤室が併設されている店舗に勤務する場合は、調剤業務とOTC販売の両方を行ないます。OTC販売は処方箋がありません。お客さんの症状やニーズに合わせた商品をすすめたり、使用する際の注意やアドバイスを行ないます。
また、資格を持たないスタッフと一緒に食料品など医薬品以外の商品を陳列したり、発注をしたりレジを打つなどといった店舗業務も行ないます。また、調剤薬局などに比べると平均年収は高めです。さらに調剤室が併設されている店舗ともなると正社員で勤務している薬剤師の場合、平均年収は男性で655.0万円、女性で539.7万円となっています。
何故、調剤薬局などに比べて収入が安定しているのでしょうか。その理由はいくつかあります。まず1つが、慢性的な人手不足であることから会社側が採用に力を入れているためです。次に、大手の場合は年中無休や24時間営業を行なう店舗もあるためです。
22時以降の勤務や祝祭日、年末年始などに勤務することを考慮した上での給与設定となっています。自身がどのような働き方をしたいのかを明確にした上での転職活動が転職を成功させるコツです。会社により働き方は異なるので、勤務先を選ぶ際には、シフトの融通はきくかどうかや店舗業務をどのくらい任されるのかといったことをしっかりと確認しておきましょう。
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