薬剤師転職を考える場合には、最も気をつけなければならないことがあります。それは今働いている職場で転職に気付かれないことです。転職活動をしていることがわかれば、あまりいい気がしないのが人間の心理です。裏切っているかなと心苦しいのはわかりますが、転職の間際まで一切言わないのが得策です。周囲の同僚に伝わってしまうことで、転職のための休みが欲しい場合に都合を付けてもらいにくくなったり、冷たい言葉を浴びるきっかけにもなりかねません。もちろん最低でも退職希望日の二ヶ月前には上司に伝える必要がありますが、それまではそのそぶりを見せないようにしましょう。
また、退職後にも仕事がスムーズに進むように準備をしておきましょう。後任に仕事の引き継ぎがスムーズになるように業務内容を整理してノートなどにまとめておくと便利です。退職後もわからないことがあったら電話で聞いてもらえるように伝えるのも良いでしょう。薬剤師の仕事を続ける限りどこで誰と繋がっているかわかりませんので、出来る限り円満退職を目指しましょう。